ナカチカ

MC事業部 #120

体感する絵画

2022.07.25#COLUMN

水餃子です。
早くも8月直前。短すぎた梅雨と連日のうだるような暑さに皆さん夏バテしていませんか?

今日はそんな、どこに行くにも暑くて嫌になってしまうようなこの夏、私がとっても気になっているお出かけスポットの紹介です。
「Immersive Museum」
東京・日本橋にて期間限定で開催中のこのイベント。
キャッチコピーは『Dive in Art』鑑賞する絵画から、体感する絵画へ。がテーマです。
イマーシブミュージアム / Immersive Museum (immersive-museum.jp)

このイベントは最新テクノロジーを駆使して、モネやルノワールなど印象派絵画の世界を再現。

自由に歩き回ることができる部屋の壁と床全面に映像を投影しながら特別な音響を組み合わせることで、来場者がまるで名画の世界に入り込んだような、まさに「Immersive〈没入感〉」を体感できる展示です。

また元の絵画をそのまま映像化するだけではなく、作品世界により深く入り込むための工夫も。
モネの「印象、日の出」では、19世紀当時にモネが見たであろうフランスのル・アーヴル港を最新のCG技術で実際の絵画作品とミックスさせながら展示することで、モネが見た景色を疑似体験できるような展示もあります。

近年増えている体験型施設。
最新技術と聞くと近未来な展示にばかり目が行きがちですが、まさか絵画にも応用できるなんて…!
知識ゼロ、普段は絵画なんてお堅くて近寄りがたい…と思っている私でも、自分の身体で体感することでなんだか身近に感じられそうです。

この展示のように普段は「とっつきにくい」「敷居が高そう」「なんだか難しそう」というコンテンツも、自分の感覚として消化できれば、理解度も魅力もグンとアップするのかも。
「最新技術」×「敷居高めコンテンツ」、色々な突破口になりそうで要チェックです!

暑くてどこにも行きたくないそんなあなた、涼しい館内での新体験で、いつもよりちょっと高尚な夏はいかがですか?