ナカチカ

MC事業部 #118

やってみないと理解らない!

2022.06.27#COLUMN

そのまえです。

こちらの展示、みなさん行きましたか?


わたしは会期終わり際になんとか駆け込みました!
展示ってなんで会期かまだあるって言ってる間に結局ギリギリ駆け込みになっちゃうんですかね…笑
こちらの展示は普段は本編に集中しがちなマンガの表紙デザインやセリフ、漫符などについてふれた展示です。
マンガ1冊にも編集さん、デザイナーさん印刷会社の方…などなど沢山の人と技術が関わっているんですよね、
作者の先生はもちろんですがそんな沢山の人たちにも尊敬と感謝でいっぱいになります…漫画で学んだ知識も数知れず。

今回この展示に入場するときにスタッフの方からこの用紙を渡されました。

※イエローを押す前の画像を撮影し忘れました…
展示を巡りながら押すスタンプラリー、企画自体は結構あるものでは
あるんですが、これがワクワクするスタンプラリー、印刷物といえば!なCMYKを模したスタンプラリーだったんです。
4色印刷はCMYKの4つのインクのドットが重なって色を再現している…と聞くことはあれど、実際そう言われてもすぐピンとこないもの。印刷に携わるような仕事をしていなければ尚更です。
そんな印刷の仕組みを自分で試してみよう!といった企画。

ものすごいスピードで技術が進化していく現代で、その仕組みを
あえてアナログ、かつシンプルに体験する企画。1回押すごとに色が増えて出来上がっていく感じも面白い!
なおかつスタンプラリーという性質によって展示をみんなぐるりとすみずみまで
見て回ってもらえるもいうとっても効果的な企画だなあと思いました。
余談ですが私の出来上がりはこちら

ズレがすさまじいですね。
つまり百聞は一見に如かず&機械ってなんて便利ってことですね!なんていうありがたみをしみじみと。

メーカーの技術を結集した性能や効果、なんてものは現代では各メーカーごとの
特色を出すために必須であり、そこを魅せていくのがマスト。それをあくまで一般の消費者にどう伝えるか。
シンプルに、あえて身近なアナログな手法にしてみせる。
充実した内容とスタンプラリーを楽しみつつそんなアイディアのヒントをもらえた展示でした。