ナカチカ

MC事業部 #01

ペンの試し書きが、広告に!

2019.10.16#COLUMN

マーケティング・コミュニケーション事業部は、「商売が繁昌する、しかけをつくる」を使命としています。

MCコラムでは、世の中で「これいいアイデア!!」というプロモーション事例や人が動く(人の心を動かし、人の体を動かす)のヒントなどを、ご紹介していきます。

まず、第1回目は、
以前にちょっと話題になった事例のご紹介。とても珍しい場所の小さなスペースに意外なメーカーが出稿した広告のお話し。

文房具店のボールペンコーナーや筆ペンコーナーには、陳列棚のそばに試し書き用の白い紙が置いてあって、自由に試し書きが出来るようになっているのは、ご存知の通りです。
このスペースに広告を出稿したのが、文具メーカーではなく、強く健康な毛髪の発育を促す「ゼロスカルプシャンプー」です。
ハゲ頭のイラストが描かれた広告を掲示。5つ並んだハゲ頭の一番右端にだけ、“ペンの試し書き”の跡のようなデザインが印刷されていて、そのそばに「TRY!」の文字。

お客さんにイラストの“ハゲ”部分を、ペンの試し書きに活用してもらうことで、あたかも“髪の毛が生えてきたかのように見える”という仕掛け。

この試みは、多くの人の注目を集め、SNSへも広く拡散されたそうです。商品のターゲットである30代がよく訪れる場所の一つ、「文房具店」を活用した斬新な試み。
ドラッグストアの男性ヘアケア商品の棚に、商品訴求POPを掲示するのではなく、ターゲットである30代男性が訪れる「文房具店」にシャンプーの広告って、前提を無視して発想をジャンプさせていますよね。
小学生や中学生時代に歴史の教科書に載っている織田信長や豊臣秀吉の肖像画に髪の毛や髭、メガネなんかを書き足した経験があると思います。
試し書きが、落書きになるだけで、ペンを買う気が無くても思わず書いちゃいませんか?
ほんの少しの発想の転換と、人の行動心理を上手く活用した秀逸な事例だと思います。
思わず店頭で、クスッとしてしまうようなアイデアでした。    Y.I