MC事業部 #57
二度見、そして手に取る
2020.10.24#COLUMN
こんにちは、水餃子です。
最近めっきり寒くなってきましたね…私は今年こそお鍋を最後まで温かくおいしく食べたい!と思って、卓上IHを買ってみました。
さて、今日は「やられたーっ!」となったパッケージのお話です。
私はふだん情報収集もかねてスーパーやコンビニを探索することが多いんですが、この前こんな商品を見つけました。
皆さん「え!逆じゃん!」て思いましたよね?
なんとなく見た陳列棚に置かれたこの逆さまパッケージ。
私も思わず二度見して、「逆じゃん!」と手に取りました。そしてボトルを逆さまにしてパッケージの内容を読みました。
実はこれがこの商品の目的なんです。
この「ごろっと果実」というジュースは、果実の食感をしっかり楽しめるように1㎝角のざく切り果実がそのまま入っているそう。
でもこの果実が大きすぎて、従来の果肉入り商品のように軽く振った程度では粒が浮き上がらず、飲んでも肝心の果肉が口に入ってこない。
そこでパッケージを上下逆さまにすることで、パッケージを見ようとするとボトルも逆さまになって、大きな果肉の沈殿防止になるというアイディアパッケージなんです。
このパッケージ、一瞬盛大なミスなのかと思ってドキッとしましたが、気になって絶対手に取ってしまうし、どの人も絶対逆さまにしてパッケージを見てしまいますよね。
あれだけの種類が並ぶ陳列棚の中で商品を目立たせられて、さらに消費者により美味しく、より商品の魅力を伝えられる。
一石二鳥の斬新すぎるアイディアに、「やられたーっ!」となった商品の紹介でした。